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Q&A
ジョヴァーレ Q&A よくある質問
先週、初めての生理がきました。後々は避妊手術を受けさせるつもりですが、一度は出産をした方が犬の体にとってはいいんでしょうか?
また避妊手術は何歳くらいまでにするのがよいでしょうか?
(愛知県 M様 ミニチュアダックスの女の子 0.8 歳)
避妊手術や去勢手術についてというのは、病院でもよくお受けする質問の1つです。
避妊手術のメリットからお話いたしますね。第一には病気の予防になるということです。女の子のワンちゃんで避妊手術してない場合、怖い病気があります。子宮蓄膿症という病気で、子宮に膿がたまってしまいます。
基本的にこの病気は年をとったワンちゃんがなる場合が多いです。緊急の手術が必要になる場合が多く、命とりの病気です。避妊手術を施しておけば、100%予防できます。

また避妊手術により乳腺腫瘍の発生率が下がります。
乳腺腫瘍の場合は100%の予防とはいえませんが、避妊手術が有効な予防手段であることは間違いないようです。ただし、乳腺腫瘍の予防効果に関しては、避妊手術の実施と、それまでの発情の回数とが重要になります。

発情回数が多いほどその予防効果は下がり、4〜5回以上発情を経験したあとに避妊手術をしても乳腺腫瘍の予防効果は期待出来ないそうです。もちろん避妊手術をしなくてもどちらの病気にならないワンちゃんもいます。データーのある情報ではありませんが、一度出産を経験すると性格がおだやかになるという専門家もいますね。

デメリットは太りやすくなる場合が多いということです。ですから手術後はご飯の量を1割〜2割減らすようにアドバイスすることもあります。

後は一番の問題になるのが手術自体のリスクですね。飼い主様に『麻酔は100%安全ですか?』とよく質問されます。獣医師泣かせの質問です。
全身麻酔が100%安全と言える医療関係者はいないと思います。健康なワンちゃんに通常の麻酔をかけただけでも死んでしまうことは0%ではありません。健康なワンちゃんに麻酔をかけるリスクと避妊手術をしないで病気になってしまうリスクを考えてみると、どちらが・・・ってことになると思います。

子宮蓄膿症も乳腺腫瘍も根本的な治療としては全身麻酔による手術となる場合が多いです。健康で若いワンちゃんに麻酔をかけるのと、年をとりさらに病気になっているワンちゃんに麻酔をかけるのはどちらが危険でしょうか?

倫理観・麻酔のリスクだけでなく病気の予防も考慮した上で避妊手術を実施するかしないかの判断をして下さい。難しい手術ではありませんが、実施するにしてもしないにしても、真剣に考えるべき問題と思います。
一度かかりつけの獣医さんに相談してみてはいかがでしょうか。

 


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