食糞行動についての質問は動物病院においても大変多いですね。
その原因については様々あるようです。例えば、消化管内の寄生虫、餌の量が足りない、ミネラル不足、ストレスなど。また、雌の場合は出産すると仔犬の糞を食べる場合がありますが、この母親としての行動が、出産を経験しなくても出てくると言う専門家もいます。
獣医学的な観点では、食糞そのものは異常な行動ではないと言えます。つまり、消化管に寄生虫などがいなければ、ワンちゃんの体にとって悪影響を及ぼすことはないと言うことです。
しかし見た目や、口臭が気になるには確かです。対策については様々な報告がありますが、どれも決定的ではないようです。また成長するにつれて自然に治まることもあります。私が動物病院でお答えする場合はワンちゃんや飼育環境をお聞きしながら、アドバイスさせて頂いています。
今回は詳しい情報がないので、いくつかの対策法を列挙いたします。
1.フードの種類を変えてみる。
2.量を調節する。
3.一日量は変えずに、回数を増やす。
4.お手やおすわりなど、簡単なしつけを何度も行い、飼い主さんとの絆を深める。
5.コング(おもちゃの一種)を使用する。
6.食糞行動を見つけても飼い主さんは過剰に反応をしない。
以上が一般的な対策法です。
糞にタバスコをかける、味の素をフードに混ぜるなどの方法で、成功した例もあるようですが、お薦めできないですね。年齢が若く、多頭飼育ということなので、しつけの強化(飼い主さんとの触れ合いを増やす)やストレスの軽減を中心に計画を立てられてはどうでしょうか。
またその子の食餌を他の子が横取りしていることはないでしょうか?五匹の中にリーダー犬がいるのでは?
一度確認してみて下さい。十分に餌を与えているつもりでも、特定の子にだけ行き届いてないこともよくある話です。
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