食事を取らないのはいろいろな理由が考えられます。
一番怖いのは、やはり病気です。
ナナちゃんは避妊手術をされてないので特に子宮蓄膿症と言う病気が怖いですね。日常生活に大きな変化がなくても、食欲に変化がある場合は、まずは病院での診察をお勧めします。
ナナちゃんの年齢はヒトでは約35歳前後で中年にあたりますから、血液検査などを含めた、人間ドックのようなドッグドックを受けられてはどうでしょうか?子宮蓄膿症に関してはエコーで確認できる場合が多いです。ホルモンのバランスも食欲に影響します。
生活環境の変化で食欲が低下することもあります。同居動物が増えた、あるいは減った。実際あった話ですが、ある愛犬家の家庭にお子さんが生まれました。そこのワンちゃんはしつけもきっちりと行っていたので、特に大きな問題はありませんでした、そのワンちゃんの頭が良すぎることを除いては。しつけは出来ていたものの、オムツを替えたり、お乳を飲ませたりするときに邪魔されないように、おやつをあげていました。
最初はワンちゃんも喜んでおやつを食べていたそうですが、「おやつ」→「飼い主さんの注意は自分(犬)ではなく、新しい同居動物(赤ちゃん)に向けられている」と言う関連を学習してしまい、最終的には飼い主さんが居なければ、おやつだけでなく、ご飯も食べなくなってしまいました。
これは大変珍しい例です。しかし、「食事」→「何か嫌なこと」の関連付けが出来てしまうことはそれほど珍しいことではありません。何か思い当たることはないでしょうか?
食事中に何か恐怖感を覚えること、例えば、雷、花火、あるいは人によるいたずらなど。
逆に「ご飯を残す」→「何か嬉しいこと」の関連付け可能性も考えて見てください。ご飯を残すと飼い主さんがいつも以上に構う、何か別のフードを与える、おやつの量が増えるなど。
フード自体が変わっても食欲が落ちることもあります。
ひどい場合は下痢や嘔吐などの症状も確認されます。ナナちゃんの場合には年齢のことから考えても、当てはまりにくいのですが、「ヨシ」の号令を適切に使用してない飼い主さんもいます。
一般的に「ヨシ」の号令は、ある別の号令、例えば「待て」を解除するときに使用します。食事を目の前にして「待て」をさせて、次に「ヨシ」。これが一番多い「ヨシ」の使い方でしょう。
このときの「ヨシ」の意味を従来どおりの解除の意味で理解している飼い主さんと、ご飯を食べるための号令と考えている飼い主さんがいます。どちらが正しいとは言えませんが、飼い主さんがきちんと使い分けてないとワンちゃんも混乱してしまうでしょう。
また、「ヨシ、ヨシ」と褒める言葉で「ヨシ」を連発する飼い主さんもいますよね、もうワンちゃんは何が何だか混乱してしまっているでしょう。「ヨシ」の使い方を家族全員で統一してください。
ホテルに預けた際に、精神的な問題でご飯を食べないワンちゃんは珍しくないです。従って、ホテルでご飯を食べないことの原因と、自宅でのご飯を残してしまうということの理由は同じものではないかもしれません。
ナナちゃんの性格や生活環境を十分考慮した上でアドバイスをさせて頂くのが理想です。今回はメールのみの情報なので的確なアドバイスはできませんが、ご参考にして頂ければと思います。
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